去る2/23-25の日程で開発合宿に行ってきたのでそのレポというか感想と言うか。
まあ会社の仕事としてではなく、個人的に行って来たんですけどね。
概要
場所は過去に数々の開発合宿の舞台とされた(ってほどでもない?)水上のペンション木馬。
メンバーはakahigeこと自分と、うちの会社でバイトしているTさん、採用面接に来て意気投合したKさんの三名。
金曜日の夜中に宿に到着してそのまま開発を始めるというなかなかハードなスケジュールで行われた。
土日だけの一泊二日では時間的に物足りないと判断しこういうことになった。
また到着してそのまま開発に入るというのは、宿の予約をした時に「もちろん到着してすぐはじめるんですよね?」みたいな空気が電話の向こうから漂ってきたせいでもある。
先人たちの所業恐るべしである。
まあ到着してすぐに開発に入るということ自体は勢いに乗るという意味では非常によかった。
到着時間が夜中でなければもっとよかった。
合宿効果 - 集中効果
合宿の集中効果は高い。これは確かだった。
到着してから自分以外のメンバーの無線LANがつながらないなどで、環境をセットアップするのに1時間くらいかかったが、それでも到着の10時間後にはプロトタイプがひとつできていた。
途中いろいろリファクタリングしたり、新しいツールにチャレンジしたり、前日からの連続起床時間が久々に24時間を越えて頭が回らなくなったりしつつもこの成果なのでなかなかの生産性だ。
なにしろ割り込みがなく、時間の密度が濃かった。
ただその分やっぱり疲れましたけども。
合宿効果 - 制約効果
時間が限られている分、やることとやらないことの取捨選択がきっちりできる。(のような気がする)
あとは限られた時間でものを作ろうとすることで、時間がかかる作業に関するストレスをいつも以上に感じる。
自分が感じたのは以下の点。
- イメージ通りに動くUIがなかなか作れないよ
- 新しいツール試す場合は触りくらいは事前にやっておいたほうがよさげ(インストールに手間取った)
- リファクタリング機能欲しいよ
そんなわけで効率のよい環境の準備と思いつきを形にする力をもうちょっと磨いておきたいと思いました。
そういうモチベーションが高まります。
宿とかの感想
- 雪が少ない。暖冬だなぁ。
- 吹雪
- 24時間風呂素敵
- 宿のおじさんがすごいフレンドリーだった
- 米がうまかった
- 照明が暗かったので合宿ではもう行かなさげ もしくは電灯持参
とにかく風呂は偉大。
照明はまあ、作業するのに貸してもらった食堂はもともとリラックス目的の間接照明ですから。
今度は普通に遊びに行きたいですね。
休日行く場合
時間的にやっぱり二泊三日がよいと思われるので、できれば三連休がいい。
普通の土日を有給くっつけて三連休にできればいいんだけど。(通常の三連休はやっぱ混むから)
他に行楽客がいたりしてお互いに邪魔だと思うので、食堂などの共有スペースを作業スペースとして使うのはお勧めできない。
テーブルとイスのある部屋に泊まってそこで作業するか、会議室など貸切にできるスペースを使うべき。
まあ 某所でも言われているように平日いけるのがベスト。宿代も安いですしね。
でも休日にしか行けないとすればこういうことに注意という話。
ふりかえり
合宿の最後の報告会でKPT。
- Keep
- 全員目標が定まって取り組めた 一応何かできた
- 到着してすぐ取りかかることで勢いがついてよかった
- 報告会での意見交換
- 開発環境はみんなバッチリだった ローカル開発環境は必須
- 風呂重要 24時間重要
- RSSチェックとか禁止はよかった
- Problem
- 行きの車の中では雑談が多くなった ブレストむずいよブレスト
- 金曜日夜から始めると仕事の疲れが加算される
- 土日は行楽客がうるさい 晩飯時とかのみだったけど
- 行楽客の目が痛い 向こうにとってもこっちが邪魔だったろう
- 過ぎた寝不足はやっぱ効率が悪い
- 無線LANつながらなかった(有線あってよかった)
- 照明が暗い
- 飲み物とかもっと買っとけばよかった
- Try
- 次回開催 数ヶ月に一回くらいがよさげ
- 平日 or 3連休で
- プロジェクタ
- デュアルモニタ
- よくあるUIの作り方を整理してすぐ作れるようにしておく(日頃の研鑽)
- 意見交換をもっとたくさん
総括としてはなかなかよかったので、また行きたいですね。